ZEH(ゼロエネルギーハウス)について
ZEHとは暮らしで使うエネルギーを、住宅の高断熱化と省エネにより減らし、さらに使うエネルギーを創エネでまかない、エネルギー収支を0にする住宅です。
国が定める「2020年までにZEHを標準的な住宅にする」という目標に基づいて、弊社でも「2020年に向けて新築住宅の50%をZEH仕様にすること」を数値目標として掲げ、ZEHの普及に取り組みます。
■実績と今後の普及目標
弊社では、2020年度までにZEH普及率を50%とする目標を達成できました。
今年度からは、2025年度までに自社物件の中でZEHの占める割合が75%以上となることを目標に、ZEHの普及、促進に努めてまります。
年度 | ZEH実績/普及目標 | ZEH受託率(NearlyZEHを含む) |
2016年 | 実績 | 34% |
2017年 | 実績 | 34% |
2018年 | 実績 | 38% |
2019年 | 実績 | 67% |
2020年 | 実績 | 100% |
2021年 | 実績 | 67% |
2022年 | 実績 | 100% |
2023年 | 実績 | 0% |
2025年 | 目標 | 75% |
建物全体を断熱材で包み込んだ魔法瓶のような空間
高気密高断熱高耐震のSW工法。
ポイントは硬質ウレタンの断熱パネルでお家をぐるっと包んでしまうこと。それにより、魔法瓶のような保温性の高い空間に なります。
高断熱のお家の何が良いかというと、部屋中どこも温度差がないということ。底冷えしたり、窓際が寒く、暖かい空気が天井付近に集まってしまっていた従来の住宅より、とても快適な空間となります。
高気密高断熱住宅には換気システムが大事
さらにそこに計画換気システムを組み合わせることで、家中の空気を循環させ、廊下や脱衣場もほとんど温度差がなくなります。オプションの熱交換換気システムにグレードアップさせると、室温に限りなく近い温度で吸気することで、換気で失われる熱のロスを防ぎます。その省エネ効果は壁の断熱材を4倍厚くするのと同じ効果が得られます。
性能を実証しています
弊社では1棟1棟気密測定を実施しています。お家の隙間の大きさを示すC値は実測をしなければわかりません。お家が問題なく施工されていることが確認されてから、工事が進みます。また断熱性能を合わせて性能報告書として発行しています。
「HEAT20」G2を目指します
「HEAT20」の最高ランクG2の数値をクリアしたお家もたくさん施工しています。三重県は地域区分6です。
県内のビルダーさんたちがG1水準を目指す動きの中、G2をクリアできました。
制震スーパーウォールが標準仕様
一般的な住宅は地震にあった後、揺れの回数が増えるごとに変形が大きくなります。制震スーパーウォールで施工した住宅は、制震構造でない住宅と比較すると、何度揺れがきても変形が進みにくく、繰り返しの揺れに強さを発揮します。地震リスクの高い地域でお家を建てているからこそ、制震スーパーウォールを標準仕様にしました。